2008年6月号 No.79

【特集】明晴学園開校/社会と学校の狭間で何が!?

いくお〜る2008年6月号
(写真/松田一志)

【特集】明晴学園開校/社会と学校の狭間で何が!?

 08年4月9日、明晴学園が開校しました。ろう者の自然言語である、日本手話でのバイリンガル・バイカルチュラル教育を推し進める、我が国唯一の学校です。これまでのろう教育のあり方から大きく踏み出した取り組みが、各界から注目されています。
 表紙には開校式のカラー画像を掲載。その他子どもたちや関係者の喜びの声を収録。この瞬間、我が国の手話教育が新たな歴史を刻み始めました。
 聴者の斉藤校長、ろう者の米内山理事長にそれぞれロングインタビュー。たくさんの裏話とともに、ろう者の未来への指針になることを願い、今回と次回、前後編でお届けします。
 特集2では、ワールドパイオニアを創業して18年になる中園秀喜社長が、聴覚障がい児・者の親、教師を主な対象に「学校、家庭教育のあり方を考える」と題して講演。
 近年、大企業に就職した聴覚障がい者のうち、40%以上が5年以内に離職してしまうという状況があります。企業の側では「聴覚障がい者は採用したくない」という声もあります。なぜなのか、どこに問題があるのか、自身も企業を経営している当事者の立場から、厳しい意見が続出です!
 しかし良薬口に苦し、とも言います。親や関係者、当事者本人が、現状を知るところから改善に結び付くことを願って、これまた前後編でお届けします!

●ろう教育 過去から未来への脱皮:
  第4回「明晴学園開校」
●インタビュー1:斉藤道雄・明晴学園校長
●インタビュー2:米内山明宏・明晴学園理事長
●学校、家庭教育のあり方を考える

【連載】
●カリンの人生ズンドコ!
 第20回「声の記憶」
●マンガ「麻実が斬る!」:
 手話を使わせないろう親?
●どすこいで行こう!
 〜大地にしっかり足をおろして〜第8回
●聴覚障害者とスポーツ:
 第16回 聴覚障害者と野外活動
●情報スクランブル:
 手話でホンモノの感動を伝えたい
            (菊池明実さん)
●小さい時からの夢、100カ国踏破:第6回
●新製品・技術情報
 ジャンボプラス/フォナック補聴器・
 ナイーダ/同 エクセリア/お知らせ各種
●図書紹介 15点
●イベント案内
●情報とぴっく
●読者のひろば
●ココロの旅の時間
●アンケート集計結果・編集後記・次号予告
(本文64頁)

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